反物質流

たんものしちながれ

昨日の集まり、

祭りと割り切って遊ぶには悪くなかったし、

あれは前菜でメインは懇親会という設計だとすれば

かなり良かったと思う。

何かしらそういうことに感心のある人が集まった

それだけでも十分な意義があった。

企画・運営してくださった方には感謝したい。

 

ただ、何かしら期待して参加した人たちの、

ほんとのほんとの気持ちは期待はずれだったと思う。

ひと言で切り捨てるなら、浅い。

 

そして、改めて思ったのは、何かしら知的に深そうな

話をするときの、お決まりの質問、切り込み方だけを

公式として覚えておけば、それっぽい話はできるけど

自ら突き詰めその問いに至った人たちからは

容易に見透かされてしまうのだろうなということ。

 

もちろん、そうしたコンサル的なパッケージだって

世の中には広く役に立つだろうし、自らの前提を

問い直すということ自体も問い直すなんていうのは

研究者でも随分こじれた一部だけかもしれない。

ちなみに「研究」と「役に立つ」の関係というのも

お約束の問いではある。

 

もう20年以上も前だけど「株価指向プログラミング」

という言葉に出会ったことがある。

Java狂騒曲という本の終章ではなかったかと思う。

キレイか汚いかとか、動くか動かないかとかでさえ

経営者にとっては二義的なことという暴論だが、

これが世の中か、と目から鱗だった。

 

昨日の集まりも、根底には研究と資金の問題がある

というのは、分かるようにほのめかされていた。

 

ひょっとすると、すごく深いのかも知れない。