つまりデザイン経営工学とは変化し続けることであり
それを外形的に固定化する誘惑と戦い続けることである。
飛び続けるその鳥は、ひとたび止まり木を欲するならば
ただちに自ら炎に焼かれ、灰の中から再び飛び立つ。
この試みは全く大成功であり、今日も新たなデザ経が
その名を冠することもなく生まれ羽ばたいている。
ただその中身といえば、まったく未検証ではなかろうか。
良くも悪くも己の最も元気な時期をそこで過ごせたことに
迎えてくださった先生方に、共に過ごした皆様に
いま心から感謝する。
そしてそろそろ私も、新たな何かの核となり、
骨となっては灰となる、その支度をばする時か。