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昨日、塾の先生に怒られたとかで、家内がションボリしてた。
水泳を休ませないとだめですかね、という話だったそうで。
もう個別の知識とか能力とかの問題ではなく、完全に時間。
時間との戦い。時間を確保し無駄にしない、己との戦い。
何を残し、何を削るか、という選択も迫られる。
本人は既に承知していて、あとはお母さん、だそうで。
僕は今だからわかるけど、官僚とか大企業の幹部とか
そういう人たちって小学生からこれやってるのかと。
いや僕だって大学入試とか院試とか、3ヶ月くらいはそれ
やったけど、イベント事として一息にやったわけで。
それを小学生からやっているのかと。
あるいはもっと前から。
ちょっと大袈裟かも知れないけど、日本の仕組みが見えた
そんな気がしました。
水泳でいうと個人メドレーの規定タイムはクリアしたとか
会社でいうと上場の審査は通ったとかISO9001取ったとか
既に仕組みは理解していて、あとはそれをどれだけ回せるか
スピードを上げ、効率を高め、他を切り捨て時間を確保する
僕もそうだけど、意外と苦にはならないんですよね。
ただノルマはどんどん高くなっていく。
既に物量の勝負だから、もういつ止めてもいいし、それでも
ぜんぜん無駄じゃなかったよと、言ってあげましたが
本人楽しんでやっているようだし、その先にやりたいことが
見えているようなので、当分これがつづくみたいです。
まあこれやった人とやってない人では、世界の見え方が
ぜんぜん違うんだろうなとは思いました。
#出費もバカにならないんですけどね。