反物質流

たんものしちながれ

生産工学 第2講 (1)生産性

おはようございます。

はい。

気持ち良い挨拶というのはプライスレスなものではありますが、あえて
その価値を「お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す」の9文字に振り分けるなら
半分は「お」、残りの半分は「ま」にある、と言われています。
つまり、せっかく挨拶しても「あよ〜ざぁ〜っす」では、4分の1の価値もない。
だから1文字1文字はっきりと挨拶しましょう。
サービスの研修ではこんなことをよく言います。

一方、我々生産工学に志す者は、もう一歩踏み込んで、生産性ということを
きちんと考えなければいけません。
生産性とは、インプットに対して得られるアウトプットの割合です。

「おま」なら、たった2文字で「おはようございます」の4分の3の価値。
1文字あたりで言えば、「おはようございます」と言うのに比べて3倍以上、
非常に生産性の高い挨拶と言えます。
ひらパー兄さん、さすがです。

僕ら学生の頃には、出典はわかりませんが「ラクして気持ちいい」なんて
よく先輩が言っていました。

そして我々生産工学に携わる者は、生産性向上のために日夜励んでいるのです。

ラクするためには労を厭わず」、これが私の座右の銘です。

もっとも最近では、ラクするための労も数に入れなければならないということで
人間の怠惰、強欲とは、留まるところを知らない恐ろしいものです。

今日お伝えしないといけないことの要点は以上です。これ以上補足をすると
せっかくの生産性が落ちますので、少し早いですがこれで授業を終わります。