■
これ読んでからずっと、何とも言えない気分でいた。
いや、読む前からあった何とも言えない気分が
ハッキリとした言葉になって向かって来た。
この戦いは、戦い続ける人生は、いつ、いつになったら、
一体どういう形で、終わるのだろうか。
そしてその、戦いの、勝者は誰で、一体どのようにして
報われるのだろうか。
あるいは勝ち残り、あるいは途中で敗退して、
その戦いの舞台から降りるといって、どこに、どのように
降りることができるのだろうか。
いや既に書いてしまっているが、戦い続けるしかない、
戦うこと自体が人生な、そんな戦闘マシーンを、
我々は作っているのだ。
勝ちも負けもない。壊れるまで戦うだけの人生。
幸あれ。