団塊は何処へ?
昨日は、今の家に越して初めての地蔵盆でした。
あいにく外せない仕事があって帰宅したのは20時過ぎ、
ちょうど子ども達が花火をしている最中でした。
3本の路地からなる町内には20人近くの子供が住んで
いるものの、なかなか集まるような機会も少なく、
こうやって一所で遊んでいる姿を見るのは、それだけで
何となく嬉しいものです。
一方で、これから町内の行事などをどう回していくか、
娘の同級生のお父さんでもある今年の会長さんから
ボソッと相談がありました。
9月15日には学区の敬老イベントがありますが
今年米寿(88歳)を迎える方が55名もおられるとか。
新1年生の2倍以上です。
行事を支える社会福祉協議会の方々も
まだまだお元気とはいえ多くは後期高齢者。
否が応でも、我々子育て世代への期待が高まります。
ところで、どういう訳か、何処へ行っても決まって
そんなは話は80前後の大先輩から40前後の我々へと
振られます。
相手もあまり無理も言えない年齢ですが、我々の方も
職場でも一番こき使われ、子ども達もまだ手を離れない
いちばん時間のない世代なのに。
親子以上に差のある彼我の間には、時間的にも経済的にも
体力的にも余裕のあると言われている、この國でいちばん
人口の多い世代がいるはずなのですが、凡そ見かけることが
ないのです。本当に。
団塊の皆さんは、いったい何処におられるのか?
皆さんは地域に育まれた実感も乏しいのかも知れませんが
地域は皆さんを必要としています。
何卒。