2013-04-21 正しさの淵 正しいことと、何らかの意味で、角のたたないこと どちらを取るかといえば、この社会では 角の立たないことが優先される。 皆さすがに、正しくないのは何だから その淵のギリギリのところを、角のたたないように うまく通って行く。 でも何かのバランスを欠いて、半歩でもその淵に足をかければ たちまちそこへ絡め取られ、もがくほどに沈んでいく。 そうして、何事もなかったかのようにまた 少し広がった淵の岐波を、みなうまく通っていく。