反物質流

たんものしちながれ

真夏のオリオン

 

夜しか逢えないそんな君に僕が恋をしたあの夏

早起きの太陽を恨んだりしてた

 

夜が明けても帰らない君を僕は抱き寄せてみても

一日だけの英雄にはなれず

真夏のオリオンはこんなに近くにいるのに

輝く太陽が僕には眩し過ぎるから

こんなに近くにいるのに

 

冬が訪れ西の空へと夕日が沈む頃

駆け上るオリオンをひとり眺めてた